●機動戦士ガンダム00・20話。世界vsガンダムさんたちという構造は確実となる。世界的にくまれ屋のガンダム側としてはエエことなんだろうが、しかしそれはガンダムのひみつどうりょくが外部に漏れたからでもある。セルゲイ親父の一矢報いてウヒョヒョシーンは今まで「世界」側のキャラを魅力的に、「ガンダム」側（特にトリニティ）を表層的に描いてきたのが割と効いてますな。あとはフラッグにこだわる意外と昔気質軍人なグラハムとか、あとあとコーラサワーも何かカッコエエぞ。バカだし。
一方のサジパートは、割といきなりな理由で姉が死んでしまったことで方向性が固まってきたかな。どれも刹那の所為ではないんだけど、まァそういう概念を植え付けといての復讐鬼になるのでしょうかね。「冥土の土産に教えてやろう」的な藤原さんの車中会話は割と緊張感があってよろしかった。…あと、メガネのおやっさんが言ってたのはGアーマー的なものですか？ ビックリドッキリ兵器？
●PERSONA - trinity soul -・8話。謎の転校生はちょいとヒネリが効いてましてな、というお話。樹木とか鉄パイプとかがぐりんぐりんネジられた状態で見つかるってのは、裏返しにされた犠牲者を思い出させる四次元的描写で面白い。主人公達の目の前で、蛍光灯がぐるぐると捻られていくシーンが地味ながら良かった。あれ、CGか特撮か使って実写ホラーでも割と見栄えするんじゃないか？
「どっかで会ったような」その転校生は当然マレビトさんなのである。マレビトだから転校してくるのは当然であるよな、ってそういうワケではない。初登場時から不安定要素を抱えたままの青髪嬢ちゃんの幼馴染だ、ってのがまためんっどちいことになりそう。ただ、弟さんの存在を見るかぎり単純に敵対するという風情でもなさそうではありますが。
あと、朝の食卓でのケンの無い子安さんに割とホッとしたりする。こいつら仲いいんだよね、本来はね。
