スカルマン/ヒロイック

スカルマン5話。暗躍中だったキモ男さん退場の巻。スカルマンと何か関わりがあるのかなと思ってたけど、アッサリ殺されてしまいましたな。しかしあの場に根谷美智子姐さんとかも居てたけど、はてあの骸骨仮面はニセモノなのじゃよね? 偽者と本物は通じてるってことかしらん?


それにしても、古い連続ドラマっぽくしたいならホンマにその時代に設定すればいいのにな。予防拘束主義の横暴刑事とか白黒の映画ニュースとか、本当にその時代である方が雰囲気も生きると思うんだけど。わざわざウソ戦後を舞台にしてる理由は何だろう。…粗を誤魔化しやすいからか?


ヒロイック・エイジ17話。青銅蟲たちとの大決戦を控えて、いろんなキャラがいろんな魅力をお見せする話。戦いを離れれば割と面白イタいメヒタカとか、朴念仁/小悪魔カポーという「ああ、尻に敷かれちゃうな」なイオラオスとアネーシャとか、情念が薄いのが却って妄想力を喚起させるユティとカルキノスとかね。その中ではもうペラッペラに薄い人格を持つバカ兄弟さんが逆に異彩を放つ。てかこの二人、まだ自由に動けてたのかいな。


こういうキャラ群の取りまわし方は流石に上手いもんっすね。ただあのターミナルの人たち、バカ兄弟には尊大に、姫様には恭しく接するのは何故か。階位は似たようなものだろうにな。やっぱ外見? 外見なの? あと「生命の関与してないものなら何でも喰える」というメヒタカさんは、ある種のベジタリアンの究極の理想なのではないだろうか。ある種のね。