いろいろ

コードギアス 反逆のルルーシュ24・25話。何のゴタゴタがあったか知らんが、こうしてラス2話だけ遅れて放映の運びとなった本作。次回作の計画があると言うし、展開見ながら「ははあ、こら終わらんな」と思って見ていたけど…まさかここまで見事に終わってないとはね。さて、当初からこんな作りにする予定だったのか? シリーズ構成と監督職の双方に「副」の人が出来てたのが色々と邪推させますなあ。…ひょっとして前から居たっけ?


相変わらずよく動いて気持ち良いアクションが多いし、立ちまくったキャラの行動見てるのは楽しいし、特にオレンジさんのバカ強化人間ぶりがそうなんですが、それは置いといて今まででの総評も蜂の頭も無い。作品のデキ自体は質が高いので次シリーズも楽しんで見るでしょうけど、まあ…前にも言った如く、プロの仕事としてはダメちんですわな。商業メディアで芸術だの娯楽だのをやるつもりなら、シメキリ守れるようになってから出直していらっしゃい。信用無くすよ。


大江戸ロケット10話。ご隠居の謎をアレコレする話。ギミックとしてそのまま「謎の人ですよ」でも通るような存在なので、さてさて…と思ってたら正体は平賀源内さんですか。ああ、これは良い落し所だなあ。半分伝説の人だもんね。金さんが「一体何年生きてんだ」つってたけど、検索してみるとあの時点で軽々と百越えてんのな。「ま、人の事ァ言えねェか」の金さんはほぼ五十歳ですね。確かに言えない。


という話もともかく、中身は皆でねこになってにゃーにゃー言うばかり、というバカ加減はどうしたものか。ああ、大江戸ロケット見てるなあ、って感じがするので良いです。他の人はともかく、てらそままさきがにゃーにゃー言うのはかなりインパクトあるな。…ちうか、水野忠邦のあまりの痴態に度肝抜かれました。ええかええのんか。


スカイガールズ4話。お休みもらって買い物してたら万年筆落として拾ってもらった人が新キャラの通信士でした、というお話。いやあ、清々しいほどにそれ以外何もない。いやディテイルはくさぐさあるんだけど、これまた驚くくらいメリハリやストレスが希薄なので、ちょっと感想も何も言いにくいなあ。とりあえず皆さんかわいったらしいと思います。


まあ、だらっと見てる分には非常に見やすいのは間違いない。そういうのも作品として重要な事ですよ。うーん、まあ。ええ。


天元突破グレンラガン18話。ブラックニアさんと螺旋王さんはこの世、いやこの宇宙の理を語る。宇宙を敵に回して絶望的な戦いを強いられる今、民衆は歪んだエネルギーを鬱屈させつつある。ロシウは動かねばならないと思う。そう、ギニーピッグが必要だ。シモンという名の、だ。


基本的には状況を説明して地盤を固めるタメの回、ですかね。割と地に足ついたトーンを意図して進められているが、それだけに展開の早さによる「枝葉末節」の不足感は否めないか。なんかちと物語が狭いような感じがするんだよな…語られる内容に比べるとね。ま、それは贅沢と言うものか。


とりあえず、怒れる市民たちの中にちゃんと獣人も居たのがなんか嬉しかったなあ。多種族ごた混ぜ集団って好きなんすよワシ。エイリアン・ネイションみたいな。