のだめ/アイマス/ヒロイック

のだめカンタービレ15話。音楽ドラマだけあって、全てのゴタゴタは音楽によって解決なのである。その辺麻雀マンガっぽいフォーマットやな。前半も後半も各々面白い話でエエんですけど、やっぱ何か15分ズレてるような感じであって、前半のシメは前回の家族話と連続で見たかった気はするな。


今までそういう面を見せてこなかったのだめさんのトラウマモード。川澄綾子のシフト入れが見事でかなり怖かった。…まァその前のシーンの、手踊り人形と話し合ってるのだめさんも怖いっちゃ怖いんですが。あ、のだめさんのもじゃもじゃの曲はすげえカッコ良かったっす。


今回ちょっと絵面がアニメっぽかったな(いや、アニメなんだけど)。折笠富美子の人が前回に比べて何だか大人びて見えたのは、なんしか成長したということなのか絵柄のせいなのか。


アイドルマスター XENOGLOSSIA・6話。謎の悪の組織が攻めてきて、バッジシステムは政治的判断やらでいろいろあってねで、マギに侵入するつもりなのでI/Oをダウンしろで、あと地上で絶望的バトル。でまあ、如月さんの目的は要するに「元カノが今カノからカレを略奪して無理やりより戻し」ってことで合ってますか?


どうやらインベルさんに執着して奪回したいらしいのだが、その割にインベルをボッコボコにしてる如月さんは何なのでしょうね。ドS? さっさとハルカさんを殺せば済むところを、高度二万mからの落下でケリをつけようとしてんの見るとどうやらそうらしい。でもまあ、衛星軌道上からキーック! は大概なハッタリでギミックとしてはかなり好きかも。


ダミー情報で翻弄されるシーン、何故そこまで疲労困憊してんのかよく判んなかった。そのへん絵で見せてほしかった気はする。あと…あの、インベルさんって慣性制御で動いてんの!? とんでもねえなオイ。サラッとすげえ設定語りやがるぜフゥ。


ヒロイック・エイジ6話。「銀の種族の脅威に屈せず」とか中立星のくせにキッツいこと言う中田譲治の元を去ったは良いが、あまりの暴れん坊ぶりに周りから村八分気味なアルゴノートたちである。姫様万歳の大合唱を見る限り、確かに血の気の多いクルーたちだとは思いますけどねー。


このところ、ほのぼの日常生活→怒濤の非日常バトル、という構造が続くのでちとマンネリ気味ではあるが、今回は割と気合の入った作画と演出で乗せてきたって感じですかね。「そうすればまた会えるから」と含みのある言葉を残して戦闘に出て行ったエイジさんとか、なかなか重量感のあるシーンで良かった。ただまあ、そろそろもう少し話が動いて欲しい気はするかな。全何話だっけこれ。