パンプキン/まなび

パンプキン・シザーズ13話。あれ、本題に戻りましたかね。てことで謎の武器がらみシリーズ再開である。


冒頭の「アツイゼアツイゼアツクテシヌゼ」シーンは、直截的な人体損傷描写もさりながら、顔の造形とか芝居の間とか含めてなかなかエゲツない絵でした。有名な劇場版EVAの二度焼きシーンみたいな「行動としてのエゲツなさ」は少なかったかな。…しかしなんか似たような人がメタルギア関係に出てきませんでしたっけ? 実はよく知らないけど。


地下に張り巡らされた隧道、そこにありし戦争の犠牲者…というのはなんとなくアンジェイ・ワイダの世界ですな。実はよく知らないけど。それとなく「そうかその手があったか!」てなヒントを与えられたり、体裁のための大根芝居で真実を暴いたり、ってのはカリ城本歌取りかしら。これはよく知ってます。


民間委託の水道局が強大な権力をもってるって図式は妙に面白かったが、その後の対応がお互いに頭悪いので(せめて部下の職員は制服着替えさせときなさいよ)ちょっとアレでしたな。ま、とりあえず次回待ち。


がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 1話。どうやらワタシの苦手目な題材のようだが、ufotable新作ってことでとりあえずチェック。ふーむ…ツカミとしては、ベタな定番と定番外しを両方持ってて良いのではないですかね。


ラストに校歌を歌ってみなを調伏するという展開はまあ、タイトルどおりのストレート展開でいいんだけど、ちょーっと歌そのものがなあ…。普通にキレイ過ぎる演出なんだよな。あれじゃみなが感心したのは歌声でも歌詞でも歌ったという行動でも無く、BGMと画面効果じゃねーかって感じがする。


映像的には流石に見所満載。少々うざったいくらいに動きまくる上に、髪の毛と頬(と、あと目もか?)がグラデーション付き、という凝った色使いに目を引かれる。それこそ一枚イラストが常に動いているようなもんでして。


てなワケでかなり金と手間のかかった、期待値の大きな作品であるということは言えると思います。…残念ながらワタシの守備範囲外っぽいので、次週以降見るかは微妙ですが。あー、古ゲー野郎として一言だけバカツッコミしとくと、ポッポーズは平和の使者なんかじゃねえと思うぞ。けっこうキツイ攻撃してくるぞ。


追記。上記文章書いた後でなんとなく他所様の感想見てたら、なんとあいつら高校生なの!? マジ!? …ううーむ、なんかイガんでんなあ。エロゲの言い訳設定みたいだ。