デスノート

DEATH NOTE・7話。名前をめぐる冒険。ライトさんは今まででも最大級に危ない橋を渡り切る。彼には天性の頭脳だけでなく、強運もあると見える。いや、それは兇運と言うべきか。


「曇天」のサブタイ通り、ほぼ全編…正確にはキラのシーンは青緑色に振った白と黒の世界。駄目押しに雪が降り、そしてそれが雰囲気だけでなく物語のキーアイテムとしても機能する。風景の低温さと対照的に、どんどんと盛り上がっていくライトさんの猿芝居、そして徐々にホダされてってとうとう…のナオミさん。うん、緊迫感(と、背徳的な開放感)のある話でした。


「表面上は平静だが心中に懸念渦巻く状態」を、1コマ作画で歩く足で見せる演出は面白かったなあ。タイミングも動きも至って普通に歩いてるだけだが、それでも(アーニメィ的世界としては)異様な絵となっていた。


ワタリの人のおじいちゃん声、あー、これで映画版のオヒョイさんに納得がいったよ。しかし小林清志も役者よのゥ。