●ドラクエ6はそこそこ進む。やっぱし「あの事件があった場所は夢世界だっけ現実だっけ？」と迷いがち。思うに両世界のイヴェントの質にそれほど差が無いのが原因かと思う。一応それとなく差別化はされてるみたいなんだけどね。まだまだ。もっと夢は夢っぽく！
DQの中でもそれほど評価の高いゲームじゃないと認識してるが、それはまあしょうがないよね。変化球バシバシだからなあ。そもそも物語自体にちっとも切迫感が無く、自主的に目的を探す（ように思わせる）シナリオなのでどうしてもダラダラと進むのだよな。
んで、そんなに肩に力入れてやってないワタシとしては、このゲームの評価は低くないン。ダラダラしてるってのを裏返せばサブストーリーが充実してるとも言えるし。また例によって、鳥山絵の牧歌的な雰囲気でもってちょっとトゲのあるエピソードがあったりするのもよろしい。
…ある場所に忍び込む目的で身をやつすシナリオがあって、結果首尾よくスニークイン成功。だが主人公に騙されたお人よしのエエ奴は責任を問われてエライことになっちゃって、そんで結局その人は救われないまま。また一件落着後に、周囲のキャラが折にふれてその事実を突きつけて来はるんですよこれが。意地悪いシナリオだよなあ。
毒盛り女も普通に「あーあ、結局無駄だったなあ」とか言いつつ普通に生活してるし、黒いエピソードがけっこうありまんね。
