コヨーテ/桜蘭/無敵/カペタ

コヨーテ ラグタイムショー6話。コヨーテ一行はマルチアーノの追撃を受けるも辛くも逃れるのである。しかしその代償は小さくはなかった。ミスターは深手を負い、ペンダントは敵の手に落ちる。さて一行の運命やいかに。


監視システムによって人一人は見つかるが宇宙船はなかなか見つからないとか、例によって脚本はザルザル。一番アレだったのは、宇宙船に囚われのフランカが「ミスターが来た!」となったら一瞬で脱出しちゃったことかなあ。どんな構造の宇宙船やねん! フランカはなんでそんな脱出機構知っててん! 知ってたんならさっさと逃げとけよ! もうおいちゃん情けないよ。


「敵の手にペンダントが渡ってしまう」という状況を作りたかったんだと思うが、ならわざわざ「捕まえたと思ったら逃げられた」とか矛盾の多い流れにせんでも、路上での相対シーンでペンダントを奪い、さて人攫い、の前にジャマが入って「フ、まあこのペンダントがあればいい。ここは引きあげるよ」とか沢海に言わせれば良かったのでは? 


頼みのアクションシーンも、サブタイ「激闘」ってほど激烈な絵でもないなあ。なんかスピード感が足りないドッグファイトの連続で少々辛い。…何のかんの言いつつ、今んとこ割と楽しんで見てはいるんですけどね。もっと楽しくなりそうなネタなのになあ。


桜蘭高校ホスト部18話。ハニー先輩は最強であり人外でありおっそろしい人であるというお話。うわあ、設定も何も唐突ゥ。しかしま、弟さんやお父さんとの格闘は切れ味とハッタリのある良いシーンでしたねえ。


デキる兄とコンプレックスな弟、自らの強さとは何か、など割とマジなモチーフの話かなと思わせて、最後は見事に投げっぱなしで終わっちゃったよ。腰砕けにも程がある。うわー、ワシこんなん割と好きかも。


あと同じく「久々に台詞満載でシリアスやな」と思わせて、ただのネタ仕込みだったというモリ先輩も見所でしたな。今回一回分で、今までの全台詞量分喋ったのと違うか。


無敵看板娘3話。ワタシ本日やっと、OPで瓦礫の中に勘九郎が串まみれで倒れてるのに気づきました。めぐみにヤられたのか…相変わらずのかませ犬属性が愛らしいのう。


さて、前半は敏行登場の巻。…まさかこんな所で納谷六郎を使ってくるとは思わなかったぜ。バトルシーンも容赦なく、まあ即物的な描写だらけ。ゴリゴリ畳み掛けてくる繰り返しギャグもなかなか効果的。


後半はオタサイドの太田と敏行の複合話。あ、スターレンジャーで行くわけね。まあOPにヘルズバニーさんが出てるのでそりゃそうか。ちょいと敏行の正体ネタで引っ張りすぎな気はしたが、ま、これは太田の紹介話ですから。


うん、楽しいな。最近こういう作品多くないからホッとするぜ。


カペタ45話。カペタとリョウ、双方とも合格であって生き残りである。よっしゃやったぜてなもんだが、そこに立ちはだかるは更なる壁。練習用の場所・カートが無い。二人はそれぞれ意外な手段を選択する…。


カペタをフォローするノブの頑張りも良かったが、いやー、やっぱ今回はリョウでしょうねえ。倒さねばならぬ敵、最強のライバルであるナオミ君に見せる、熱い熱い土下座。どんな屈辱をも受け入れる、己が勝利を得るために! …でもナオミ君が見てんのはやっぱしカペタなのな。ああ。