獣王星/ARIA

獣王星7話。獣王になったってどん詰まりだ、ここは一発革命であーる、とザギに扇動されるトールさん。力による恐怖支配を標榜するザギに、しかしトールは納得いかない。それでも、この状況を打開するにはザギと共に行くしかないのか…。


という話だが、パクロミさんも加わっての男女間のチョネチョネが今回のメインかなあ。好悪感情がなかなかこじれてて面白い。…まあ、それよりもトール×ザギの美形男子二人の関係の方がよほど気になるぜ、って方は多いんでしょうけどね。パクロミさんは今回もおっとこ前な役かと思いきや、むしろお宮@金色夜叉な感じでした。


冒頭の軌道上シーン。有本欽隆江川央生藤原啓治、というネチこい面子による黒幕会話、はいいんですけどね。「さしずめ創造主ですな」だの「時間が無いのだ」だのの言い回しは今時どうにかならなんだのかなあ。おまけにキャラ名がオーディンとロキとヘイムダル。何と言ったらよいか、虚構に対してちょっとデリカシーが無さ過ぎないかねえ? 


あ、そういやスタッフロールでは「藤原啓二」となってたけど、改名されたですか?


ARIA・8話。年に一度の大海嘯。海嘯? まいいや。ついでに「ボッコロの日」というイヴェントも発生。あ、こういう土地に属した風習ってのはいいね。エキゾチックでさ。…しかし、第一シーズンの大海嘯時にはそんなん無かったような?


ボッコロとは蕾、つまり恋人にバラを贈る日。それにちなんで、アカツキさんの傲慢空回り話と藍華とアルのほのぼの話を並列で見せる。どっちも良いテイストで、シメもきっちり決まってましたな。


アル君の天然で八方美人なキャラに、上手い具合に振り回されてる千和さんが初々しい。いつの間にかこんな関係(一方通行気味ですがね)なこの二人だが、ナレソメ話もそのうち出てくるのかしら。