Blood+

Blood+33話。新章突入である。何年後でしょうね? 二三年後くらい? カイ兄さんはタフなウォリアーとなり、デイヴィッドは死んだ目の呑んだくれとなり、しかしルイスはちっとも変わらぬ長嶝高士である。どうでもいいけどセーフハウスのハゲの人、梅津"コリンズ"秀行ですかね? 違う?


デイヴィッドのダメ人間化が、いかにもな徹底ぶりでエエ感じですね。ぶん殴られてキッチンで倒れ、オーヴンのそばで天井を見上げつつ動こうともしない…ってな情けなさがかなりツボ。復活劇も面白いだろうけど、ワシは別にずーっとこのまんまでもエエですよ?


ヤクザ娘とやさぐれ記者はまだつるんでるとか、胸中複雑であろうジュリア姐さんとか、植木等ばりにスーダラ出世なアルジャーノとか、その後の人々の点描も欠かさない。


しかしコリンズが「これでサヤに頼る必要は無い」とか喋るから、ははあサヤはディーヴァ組に捕えられてんのかと思ったら、なんかアッサリと出てきてビックリですよ。じゃあの台詞は何だったんだろ。まあええか。