一行抹消、と

●所用で法務省関係施設近辺まで出かける。ま、法務省そのものには用事はないのだが。


当然っちゃ当然なんだけど、周囲のそこここに司法書士事務所がある。代書屋さんでんな。てことはあの中では連日、ギレキショがどうのヘリドメがどうのと、てんやわんやな事になってんだろうなあ。


面白いのは表に出してる看板であった。数軒ほど事務所があったが、そろいもそろっておんなじ形の看板なのな。高さ1mくらいの行灯型で、白地に墨痕鮮やかに「○○司法書士事務所」と縦書きしてある。「司法書士」の字はポイント半分くらいで2行に分かち書き、ってとこまで一緒。


なんか取り決めとか慣例でもあるのかな。ひょっとして、この辺りの地方のみの風習かしら。…でなければ、同じ地域の商売敵という緊張関係の結果、ゲーム理論的に見事な均衡状態に落ち着いた、とかなら面白いんだがねえ。