IGPX/よみがえる空

●IGPX19話。えーと、前回ワタシなんつったかってェと、来週になったらタケシのスランプもなんとなーく復活してんじゃないの? と。んー、まあ控え目に言って大当たり。気楽な男である。


前半はミーティングサボりのデート風景。空回りのチグハグで、なかなかに居心地の悪い逢引であるが、更にサボりをリズさんにめっかっちゃってバツの悪い事この上ない。そら堀江由衣にも愛想つかされるってもんです。


後半はさしたる原因も無く復活編、堀江から「貴様は恋人と言うより、強敵と書いて友だった!」とまあ、ちょっと文句のつけようも無いフラレ方されるタケシさん。なんか知らんが戦闘シーンにヴォーカル曲まで付けてもらって、なんか妙な方向に盛り上がったりした。


で、やっぱ老アンドレは良い変化球レーサーですよ? ヤオの試合でいいから闘ってほしい人材ですな。


よみがえる空9話。レスキューの作戦に不安な家出少年に対し、内田は「信じろ」と一言。…この言葉が「彼の口から」出るという重みは、実感として試聴側にも良く判る。なんちうても、ヘリでやってきた石塚運昇の頼もしさったらねえもんな。


意外性こそ無かったものの、「収まるべきところに収まった」印象の脚本だった。んで、演出の方はなーんかヘンでしたね。命綱が落下してきたのをただボーっと見てるだけの作業員とか。いや、この作品の控え目な所作は評価してきたけど、これは妙でしょ。


あと、強風でケージが揺れたからって中の人がいっせいに気絶するこたねえだろ、とか。みな脳震盪か? それは大変な事では? そして奇しくもこちらもヴォーカル曲での盛り上げシーンがあったが、ちょっと絵的にムリヤリ気味だったなあ。これはIGの方が自然でしたな。


空自の隊員登場のシーン、ハリウッド映画の「地元警察にFBI捜査官が乗り込んでくる」の図そのまんまでちょいと笑う。大体無能野郎なんだよなこういうの。いや、空自の彼らは違いますけどね?