練馬大根/Blood+

●新番組・練馬大根ブラザース。ミュージカルという事前情報だったが、はーァシゲル・マツザキが主役なのな。上手・下手を超越したキャラ性は流石ですな。


ワタナベシンイチルパンIII世趣味、もっと言うと青木悠三ルパン趣味がにょろにょろ出てくるバカアニメですか。はれぶたでもミュージカル的話をやってたが、ここまで音楽に徹底した作品も稀有だろう。音楽担当は死んでるな、多分。


初っ端から森久保(←気付かなかったよ)の黒ビキニパンツでカマすなあ、と思ってたら、かなりミもフタもないモーホー話であった。ちんこちんこ。だんこ…いやだいこんだいこん。そんな話。


しかし確かに、巷間言われている「ずっとこのまんまだと飽きるのでは?」という評価は判るなあ。これ、バカアニメシリーズの1エピソードとしてなら強烈だけど、このパターンで次回はどう引っ張っていくのか、ってェと少々不安ではある。ま、期待しつつ継続。


Blood+14話。OPとED変更。OPの曲は「耽美ヴァンパイアアニメ」という要請からはまあ合ってるのではなかろか。しかし妙に絵が良かったなあ。尻振りとか寺田みたいな唇絵とか。演出は中澤一登


沖縄里帰りのご一行。ゆっくりと以前の生活を踏みしめつつ、やはり決別を思う各々。それほど締まった構成だとは言えない本作だけど、積み重ねてきたエピソードの再確認という手法は良いね。もう一回高飛びシーンを出すのは上手かった。


サヤは級友の少女に再会する。これが「百合百合い」というよりほとんど「残してきた妻に再開する」というノリなのがすげえな。カイ兄さん、「ここで俺たちがしゃしゃり出るのもヤボですから」とデキた姑そのまんまの行動で笑う。サヤのタチは兄さん公認か。


それにしてもカイ兄さん、自らの来歴に戸惑うサヤに対して「俺たちは家族だ、お前が何であってもな」ってのはデリカシー無かないですか。サヤは鈍感なのでスルーしてたけど。「何」ってアアタ。


…んで、CMのBloodゲームのナレーションは何ゆえ池田秀一なので?