アクスレイ

●休みの日。多分こっから先しまらくは休みらしい休みはない感じ。よおし、本日は気合入れてダラダラするぞお! いやワシはほっといても必ずダラダラするのだが、いつもに増して精勤的にダラダラと、ね。てことで半年ぶりくらいにスーファミ起動。さて何やってみようか…ってとこで、アクスレイ。ワタシはシューティング脳を持ってないのであまりその手のゲームは購入していないハズなのだが、何故かこれはある。さて、どういう経緯で購入したんだっけ。


コナミSFCゲー・アクスレイ。ジャンルとしてはシューティングだが、一面毎に縦と横とにスクロール方向が変わるのが特徴。同じコナミ沙羅曼蛇方式っちゃそうなんだけど、ここでもう一つアクスレイならではの要素として「縦スクロール面がヘンな擬似3Dになってる」ってェのが挙げられる。つまりその、背景の上の方/奥の方に行くに従ってグラフィックが縦方向にどんどん圧縮されてんのね。横軸方向には圧縮が無いので、レイストームシルフィードのようなキッチリとした3D表現にはなっておらず、なんか「デカい筒の上を飛んでいる」ような絵面なのな。


横長扁平なテレビ画面で縦スクロールをやる工夫一案、なのだろう。ま、完全無欠の解決法! というワケでもなくていろいろと問題はあるんだけど、何となくこれはこれで味がありましてな。地平線の彼方からじわーっと出てくる中ボスなんてのは結構様子がよろしかったりする。


個人的に好きなのが2面でしてね。割とノーマルな横スクロール面だけど、見せ方が凝ってて良いのよ。スペースコロニーの搬入口からスタート。二重扉を通過してコロニー内部に侵入すると、はるか向こうの風景は回転しているコロニー内壁。障害物としてエレベータ的なものがあるのは、この中心軸部分と内壁をつなぐ物資輸送ラインなんだろうな、と思わせる。BGMのちょうど盛り上がる所で採光窓から美しい惑星(イーリス)が見える、てな演出アリ。


コロニーの反対側に到着するもエアロックが破損していて何やら不穏な雰囲気、そして登場の面ボス・ゴルスカスダウパーは巨大な二脚歩行メカである。アレだアレ、ロボコップに出てきたED-209みたいの。SFCは背景に限り回転縮小機能を持ってるのだが、このボスのボディに背景を充て、その他の画面要素をスプライトで描画することで「ぐるんぐるん動く巨大ボス」を表現している。歩き方とかもステキでねえ。スキ。


後にトレジャーとして独立するチームの作品らしい、とても意欲的なゲームだと思います。…確か魂斗羅スピリッツも原トレジャー作品らしいけど、あの上下分割2P対戦モードは当時感心しましたな。一枚しかない回転背景を、上下独立で別々に自由回転させてるってどうやってんだよ。昔弟にリクツ聞いたけど忘れた。ま、そんくらいすごいっちうこっちゃ。


とまあ、そういうことを書こうと思っていろいろ検索してたら、このアクスレイのBGM(これもエエのよ)作った人が後のラブデリックのリーダーさんだった、とあって結構驚いたりした。トレジャーとラブデリックを輩出したゲーム、ってのも何かスゲエな。…ラブデリックゲーム未経験なので、そのうちどれかやってみたいものです。毎度ながら何故か攻略本は持ってますけど。何故か。


●…何でワシ、ここまで躍起になって古ゲー話してんだろ。めんどくさいであろう業務予定の補完行動かしらん。まいいや。


あ、あと私信。おおえの人ありがとう、ウィズ動画楽しんでます。第6回の神状況ぶりは素晴らしい。ワシ、モニタ前で「うわあ!」つっちゃいましたもんな。あれぞウィズの醍醐味的なもの。