ラインバレル

鉄のラインバレル4話。増長中のコーイチさんは敗北してもまだダメチンである。彼がその任に合わねば殺されてしまうというアカン流れの中、イケメン矢島さんは立ち上がる。殴られ蹴られそれでも立ち上がってくる彼の意を知り、お互いの手を取るシーンはドラ最終回+番長モノの世界でしたな。


かくのごとくコーイチさんに感情移入を誘った瞬間に状況をぶっ壊す展開はなかなか効果的。さて、こういう場合の定番は「友の死を乗り越えて一つ成長してやる」てなとこですが、その後の暴走加減に予告映像にと見てると…まァだまだちゅうに的なアレヤコレヤから抜けられないようで。はっはあ、このまま鼻持ちならない人として突き進むというノリもアリやなあ。


二人がド突き合いだしてからのお嬢さんたちシーンとのカットバックが上手かった。ロボ登場を境に男連中の状況は激変するのだが、それを受ける平和な買い物シーンは全く立ち位置を買えず、悲劇前後どちらの状況をもシッカリ受けて立ってる作り方が妙味。あと水着シーンの千和さんの子供はしゃぎ声がなんかリアルでよござんした。