狼と香辛料

狼と香辛料4話。貨幣詐欺は奥が深いようで。相手の裏をかいて大儲けの予定が、夜襲を受けたりホロが捕らわれたりで割とピンチのお二人である。てか、早々に「ホロは狼の化身なのです」つってばらしちゃうのね。まァあの状況下で内緒ゴトもやり辛いだろうけれどさ。それ聞いた支店長さんはどう出るか、ってとこですな。


という本筋もさりながら、今回の目玉はホロさん感情七変化でございましょうな。軽口叩いて鷹揚な態度とったり、孤独を恐れか弱い面を見せたり、一転勇ましく頼りになる強さを見せたり。繊細な作画も満足したし、キッチリ演じ上げた小清水さんも素晴らしいね。心細げな「うん」とかね。あと「独りは飽いた」ちう表現が何か良かった。飽いてんのね。


商会支店長に大塚芳忠。つまりは「一筋縄で行く人物やおまへんで」というマークでありますな。冷徹な商人としての目と心を持ち、そして悪人ではないキャラってのはお手の物やな。