挨拶的罠

●天気の話ばかりしている人は退屈な人だとか聞いたことがあるので、いやー昨夜は久々に涼しくなりましたねーっと。これまで夜中暑くて寝不足であり、体調もなんかダメちんだったのがこれでやっと回復できるぜー、とか思って寝たらなんかちょっと風邪気味っぽくなった。マンガかワシは。それほどこじれずに恢復するものと信じているぞ。…今日はさっさと寝るかなあ。


●とりあえず買い物せんならんので自転車で出る。ランチョンミートが安かったのでゴーヤの相方とかにもいいかしらと思って久々に買ってみたりする。いや、そんなんでなくても好きなんだけどね。今回は安く売ってたのでちと嬉しくなりましてね。切って焼いただけでもメシのアテとしてやたら美味いよなあ。うーん、以前の職場の近所ではもうちょっと安く売ってる店があったのだけど…残念だ。


購入して自転車にて帰還する。近道になる路地を走ってると、朝顔か何かですかねえ、塀を越えて植物のツルがびろーんと路地へと伸びている。背景の植木や何やの緑色のおかげで見えづらかったのだけれど、このツルがまた丁度顔の高さに当たりそうな当たらなさそうなとこに伸びてたのですよな。直前になって気づいてうわあと思い、慌ててひょいと頭を下げる。フーゥ危機一髪、危なくゲリラどもの仕掛けたワイヤトラップに引っかかるとこだったぜ。卑劣なやつめ。


…ふと気づくと向こうから来る知らないオバハンがにこやかにコチラに会釈している。どうやらツルを見て頭を下げたワタシを見て「まあまあ私にも挨拶するとはなんて朗らかなでぶなんでしょう」とか思ったらしい。すんませんホンマはツルを避けてただけなんですとも言えず、ワタシもにこやかに微笑みつつそこを去った。ワイヤトラップというよりは挨拶トラップ。全国挨拶運動ゲリラが仕掛けていったに違いない。無差別挨拶ゲリラ。