時かけ

時をかける少女、TVにて初鑑賞。あー、こら若い頃見たらヤバかったやろなあ。ものすごい青春のほろ苦さであり、「大事な物を無くしかけて無くしかけて、でもやっと手が届いた」な気分にはかなり身をよじってしまう。ラストの泣きシーンで割と心掴まれたりした。エエね、あのガキっぽい泣き。


…が、ワシはなぜかあのいじめられっ子気質の人はどうなったのか、そればっか気になってしまった。フォロー無しかあ。幸せになれるようマコトさんがなんとかすれ。折角の美形キャラなんだから。


画面は流石の作画アニメ。んで、めったやたらとロングの構図が出てくるのが細田監督らしいなあと思ってしまった。こういう妙な距離感ある人だよね。あと固定カメラでパース付きの部屋とか。


声に関しては序盤こそ気になったものの、物語が進むうちにどんどんとキャラと同一化していって違和感無くなった。てか、そういう現実的なタドさを求められてたんだろうな。…ワキの立木文彦とか中村正とかの強力な個性はどんなもんだと思うけど。通常映画のベテラン俳優カメオに近い扱いなのかしら。


それにしてもアレだよ、スタッフロールくらいちゃんと流して欲しかったよ。作画スタッフくらい表示してくれよ。ちぇ。