どうでもいい七夕話を連打連打

●ちょっと前から商店街の飾りつけが七夕モードである。そうかそうかそういう季節か七夕か。…今何の気なしに「たなばた」と書いて変換したけど、字面と発音にあんまし関係が見られない単語ですよなこれ。表記は七の夕方ってことで多分「七月七日の夜に星を見ましょう」ってことだと思うけど、「たなばた」という発音はパッと印象が喚起されてこないな。機織の「はた」は何となく判りますけどさ。


…とか思てたら昨日の「しばわんこ」でそのことやってた。日本と中国と各々に似たような風習があって、それが融合したことによる宛字のようですな。なるほどね。


にしても、七月初頭というとまだまだ梅雨空が晴れない時期ではありますよな。旧暦ならなんとか晴れも期待できるのだろうけど、グレゴリオさん的スケジュールによって逢引せんならんお二人は大変だと思うよ。


案の定本日もピーカンとはほど遠い空模様であった。雨はともかく風ですなあ。翩翻と風に翻弄されている七夕飾りってのはあんまし風情のあるもんじゃないねえ。…ま、日本の空が曇ってようが晴れてようが、ベガとアルタイルには関係のねいことでごんしょうがね。


●ベガ。こと座の筆頭星。有名なお馬さんの名でもあり有名な格闘ゲーのラスボス名でもある。海外版ゲーにおいてはこと座αだという理由から「女性のイメージがある」として差し替えになったりしたが、本来の語源はアラビヤ語の「ハゲワシ」であって結構男くさい。あと昔そんな名の腕時計があったような気がする。あと江守徹


●アルタイル。わし座の首領星。こっちはベガほど名前をレンタルされてないけれど、確かゼーガにはアルティールって名のメカが出てきてたような記憶があるな。なんかめっさ自転速度が速いので見た目は結構デヴい星らしい。ワタシらが牽牛星に期待するイメージとはちと離れているがそんなん言うたるな。多分本人も気にしてるのだろうから。


●ちなみに星の名は上記通りアラビヤ起源のものが結構多い。ムカシの天文観測分野においてはそんなけアラビヤが卓越してたんですなあ。アルタイルとかアルデバランとかアルビレオとか、「アル」の付いた星名は大概そうだと思って間違いない。「アル」で「the」の意味だからね。


星に限らずアルコールとかアルケミストとかもそうやね。アルカイダとかね。