IGPX/よみがえる空

●IGPX14話。さあ新学期ですよ。なんかよく覚えていないチームがマイナーリーグ落ちし、そして雪だるまチームが上がってくる。いかなる荒くれ野郎どもでしょう、か。


パーチーにてキャッキャしたりウフフしたりと忙しいタケシに、まずは雪だるまリーダーが先制のサイン攻撃。後で「フ」とかニヒルに笑ってましたが、そないサインが嬉しかったかそうか。


まあその、今までそこそこ立ててきたキャラたちが色々干渉するのは面白いね。何のかんので結構積み上げてきたものはあったのだなあ。この辺のシーンは動きも良し。


そしてチームサトミは、勝者の驕り気味な再出発となる。特にあからさまな台詞やシーンも無いのに、何となく不穏な展開が予測されそうな描き方は上手い。さて次週挽回なるか、ですね。


マサさんは新チームのララァみたいな子に面識があるようだが、まああまり気にしない。早晩明らかになるやろし。あと、リズさんは紅引くと結構印象が変わるなあ、と思った。


よみがえる空4話。遠くから能登声の彼女が来て、ヤって帰る話。そこは男と女よ、転がってるうちに情がわいてきた、ってヤツですか。


なんか単館系の邦画と10時台のドラマのあいのこみたいなストーリーだった。全然かみ合わないデートの様子とか、「お前、変わったな」って一番変わったのはテメエじゃねえか、な会話とか。


まあ結局、男のほうが「ワイはダメな男やぁ」と弱い面をさらけ出すことによって、慰めてもらって、そこは男と女よ、転がっ(略)。つーかワシなんぞには経験もねえことなのでケッ、ですわ。にしても、翌日の能登がエロい…というより生々しいなあ。萌え、じゃなくて劣情を催す。


サン・テグジュペリサリンジャーを引き合いに出して未来を語るとは、なかなか浮世離れしたお嬢さんではある。文学少女ってのは、意外とこういうので喩えないような気はするが。


あと職場の皆さんは、ガキ臭い囃し立てが得意でお土産に異様にうるさい人々だ、ってことは判った。