ムリですムリです

舞乙14話。オトメ同士の大決戦(だったらしい)ってことで一大事、おおこれは鬱展開入りですか? …の一方で、アリカさんだけ恋するオトメでダメ発言。一気に空気読めないキャラになったなー。


彼女に対してエロ漫画トラップを画策する方も、まあ似たような危機感の無さなんだけどな。しかしナツキさん「会議は踊る」てどこぞの元帥閣下みたいな人だな。ジジ臭いがよく似合ってはいる。


●アカギ13話。「予告振り込ませ」という奇天烈な言動で相手を翻弄するアカギ、そして心の底まで崩壊する浦部その人。いやー、このエピソードは風間杜夫がサイッコーだったなあ。えへえへ言いつつよだれ垂らす、とか、もうおいしいとこ根こそぎ。


種明かしのものすげえ牽強付会ぶりが実に快感。やっぱ構造的には推理小説だよね、この作品。黒死館とかそんなん?


●プレイボール2話。一か八かの指の手術、しかしそれを乗り越えねば野球も何も無くなってしまう。悩みぬく姿を部員には見せたくない谷口だが、嘘のからっ下手な野郎なのでモロバレである。


そして今回最も光っていたのが出っ歯くん。「何があろうと谷口は俺たちのキャプテンだ。これだけは譲れねえ」…泣かせるじゃないか! そして田所はいつも通りの萌えキャラでした。あまつさえ倉橋もツンデレでした。万全の布陣やなあ。


一個だけ。谷口ィ、いくら悩んでても肩冷やしたら台無しやぞ。


カペタ16話。サブタイが「ペナルティ」ってェからレース事故かと思ったら「テストでいい点取らなきゃ補習だからね!」とまあ、ものすげえベタな学園話だった。金策の苦労といい時間の捻出話といい、地に足が付いてるというか何というか。


新キャラとしてショートの女先生が登場。攻略可能ですか? ですか? …あいかわらず拙い声優キャスティングなんだけど、生真面目な先生役って感じで合ってると言えんことも無いな、このタドっぽさは。


●新番組・怪(あやかし)。マジメに頑張って作ってあると思うんですよ。でもねえ、「今の」天野キャラでアニメやるってのがムチャだと思う。やるならアカギぐらいやんないとねえ。


話はちょいと詰め込みすぎな気がした。タメも余韻もあったもんじゃないが、講談っぽいような気がせんでもない。あと声優は豪華だけど、高木渉とか園部啓一とか「何役やってんねん!」ってな使いまわし感がちょいと懐かし風味。


●…ってことで、ずびばぜん毎週はムリですこんな量。おっさんなので勘弁してください。来週から心を鬼にして切る斬るッ!