武装錬金/蒼天の拳

武装錬金7話。蝶は華麗に復活する。そらもう華麗すぎてバーガー屋が土下座するくらいに。てェか、再生する時にどっか脳内損傷でもしたのか、って感じですが。良いなあ。これに江原正士が絡むんだから、もう…ねえ。


しかしあいっかわらず急ぎ足なアニメで、なんだか「もったいない」という感覚が先行する。原作もこんなテンポで進むのかしら。まあ、こういうテンポだからこそあの卑怯気味なギャグたちが生きてくるとも言えますかねえ。まさかハンバーガー屋であそこまでシットコムを引っ張るとは思わなかった。


画面は久々にシャープな作画でしたね。特に、ちょっと後ろからの横顔描写がワシの好きなラインでよろしかった。ロールにはガイナックスの名前が見えたな。あっと、一個だけ…学校の屋上であんだけ大暴れしてたのに、誰も気づかず何もフォローなしってのはちと疑問符が浮かんだ。いや、今回だけなら「そういう作品だ」と大目に見ても良いんだろうけど、前に寮で戦闘したときには皆気づいたのになあ、と思ってさ。


蒼天の拳6話。あ、なんかちょっと面白くなってきた。地下闘技場のバトル展開というのもあるけれど、構造を単純化して判りやすくしてるってのも理由だろうと思う。


あと、当面の敵であろう黄のキャラも良い。小悪党的にせこく立ち回ってる割には、悪事の後に教会で懺悔しないと気がすまないという妙な性癖持ち。こういう肉付けは流石に上手いな。その教会も実に胡散臭え代物であり、拳さんはそこから糸を手繰る…まあ、手繰るというよりはブチ切ってるんですがね。


いつもどおり大御所声優のバカ演技は楽しめる、というかアチラさんも楽しんでやってんじゃねーのかなー、って感じ。池田勝の猿芝居とかホンマ、今時なかなか聞けるもんやおまへんで。黄が格闘リング上で司会しだした時には「なるほど、それで秋元羊介なのか」と思いますよね。片目だしヒゲだし。それでは北斗ファイト、レディ・ゴーだよな。