コヨーテ/桜蘭/カペタ

コヨーテ ラグタイムショー3話。海賊王ブルースの右腕と呼ばれた男、その名をスワンプ。辺境の教会でゴスペルやってるファンキーオヤジである。一悶着も二悶着もあったミスターご一統と彼だが、結局仲間に加わるスワンプであった。さてそのあとは次回の講釈。


うーん、所々妙にユルい脚本だな。教会内でのミスターとスワンプの会話とか、緊張感を出したいはずなんだろうけど、なんか同じことを繰り返し言ってるだけみたいで粋じゃないし。十二姉妹も個々人のキャラは立ってるんだろうけど、こと戦闘になるとダンゴになって相手を追っかけまわすに終始してて芸がない。水中に逃げたミスターの宇宙船を水の上でみんなでボーっと待ってる絵とか、すげえ間抜けですよ?


Aパートで逃げるしか出来なかったミスターが、Bパートラストになったら急に姉妹を迎え撃ってノしてしまうとか、…B級アクション映画的なユルさ、と言わば言えんこともないけど、ホンマに意図してやってんのかどうか今ひとつ確信が持てないんだよな。


ミスターの宇宙船の内装はエエ雰囲気やなあ。ちいとも宇宙船らしくないの。なんか古い列車や船舶みたい。アレはちょいと乗ってみたい乗ってみたい!


桜蘭高校ホスト部15話。初っ端シミ一つ無い青空だったので「ノイズ? 放送事故?」とか思っちゃった。


さて、軽井沢にてバイトに勤しむハルヒさん。「流石にこんな所まで来るほど先輩たちもヒマじゃないだろう」ってなあ。そんなワーケーが無い! 結局大挙してお邪魔されるハルヒさんだが、こりゃ見ようによっては呪いに近ォおまんな。


相変わらずのドタバタであって楽しかった。環先輩ってハルヒに対しては、その、実に精神構造が幼いですよね。それこそ双子やハニーさんたちよりも。それに対する自覚の無さが「ファンタジー」なんですがね。今後進展するのしないのっていうのもポイントにはなるんでしょうけど。


雇い主のペンションオーナーに長島雄一。水を得た魚のごとくオカマキャラを快演。…しかし夏の軽井沢にはナオンしか来ないのですか? カポーは希少種なの?


CAPETA・42話。ここに至るまで「絶対にやっちゃいけないこと」として周到に言及されてきた「クラッシュ」という行為。当然、カペタはやっちゃうのである。合格は絶望的、賠償には二百万円、本人は失意のどん底。…流石だ。逆境に突き落とすの上手いわ。


そっから這い上がってくるのが曽田作品の醍醐味だけど、カペタって過去に何度かクラッシュドラマやってんだよね。今回はさて、どういう形で差別化を図ってくるか。事故を起こしたカーブでも果敢に攻める、という描写はまずそれやな。


…しかし二百万かあ。これはどうカタを付けるんだろう? サラ金