アニメの最適化

●ちょっと気になって昨日分XXXHOLIC・13話の感想に当たってみたが(ここは放送遅れ地方じゃによって先行感想には事欠かない)、やはり作画的にイマイチだと書いている感想がいくつかあった。あ、やっぱね。


今回は浴衣姿という条件も重なったからだと思うが(和装をちゃんと描けて動かせる人って案外少なそうだからねえ…ワシも)、この作品は元々からしてかなり独創的なバランスの絵ですからねえ。映画版はどんな感じだったんだろ。ちと見てみたいな。


…しかし今回に限らず、このTV版では「ちょっと苦労してるなあ」って時がままあるんだよな。原作絵をアニメのキャラデザインに落とし込むに際しては様々な要素が絡むと思うんだけど、やっぱしあのキャラデザインは、質量優れた映画スタッフにしてなんとかなるような代物だったんではないか。


●原作→アニメ落とし込みで最近「ほう」と思ったのが桜蘭高校ホスト部。ワタシはアニメしか知らないんだけど、機会あって原作をチラ見しましてね。したら思った以上にマンガマンガした絵柄で、「ははあ。これがああなるのか」と思ったワケです。…ワタシは少女系のマンガの経験値が低いので、多分知ってる人にはフツーのことなんだろうけど。


●…という「アニメへのデザイン落とし込み」の流れで、たとえば金沢比呂司による一連の原作付きデザイン仕事について書けば良い〆になるのかもしれんが…、なぜか思い出しちゃったのはうるし原一枚絵とアニメの陰毛の描かれ方の差なのであった。でもこんなとこで詳細書けませんのでこの項終わり。


(いやでも、機会あったら見比べるも一興ですよ? 動かすために最適化するにはあれをああ記号化するのか…とか勉強になる。ある意味。どんな意味? 知らんけど)