投げっぱなし王

●アニメでも映画でも良いけど、たまにものすごく勢いのある作品があって感心する事がある。出来上がり状態でよくこんだけのテンションを維持できるもんだな、と思うのである。最近ではマインドゲームがそうだったかな。


それら多人数作業に比べるとまだマシとは言え、マンガでもそれは言えることである。ワタシはマンガを描いたことはないが、あれは程度の差こそあれやはり手間のかかる作業であるのは疑いない。筋考えてネーム切って下絵描いてペン入れして仕上げして。…単に落書きしかしたことないワタシですら、下書き段階の勢いが作業を進めるにつれてどんどんと殺がれていく、という経験は何度もある。


喋りだの行動だのは、勢いでハイテンションを維持するのもある程度簡単だ。しかし、数時間も数日もかけて仕上げるマンガでそれをやるってのは…思いつきとかその場のノリとかだけで乗り切るってのは…大概なことだ。


そういう意味で、G=ヒコロウってすげえよなあ、と思うんだ。