●IGPX18話。意外にも老アンドレはなかなか強い。ガチンコに強い。…と見せかけて、実はのらくらと強い。今の自分の限界も的確に把握しつつの老獪な戦いでなかなか魅了する。うーん、もう一試合でヤメってのは惜しいね。このまま「卑怯なおっさんレーサー」というカラーでやってったらどないか。
とまあそんな流れとは関係なく、タケシさんはカニンガムに失望されている。なにがどう弱いのかよく判んないが、スランプってのはそんなもんであるような気もするねえ。
その後のタケシのダメっぷり、どっちかってェと「ざま見さらせ」な雰囲気なのは意図的だな。中井和哉さんに縋りに行くなんざ実にヘタレてて良い感じ。キツいようで優しい言葉をかけられて、さて次回挽回なるか？ …って、またなんとなーく復活してそうですけどね、この作品の場合。
●よみがえる空8話。体育会系の後輩は扱いに困るでござるよ、の巻。あー、ねー。
ロープウェイに閉じ込められてしまった内田と家出少年。閉鎖空間に切り取られた人間交差点ですな。つーかそのう、連れ子再婚一家・老夫婦・チンピラカップル・家出少年、という取り合わせがあんまりっちゃあんまりな小劇場芝居設定でんなあ。
またちょいと気になるのは消防の扱いで、どう見ても悪役小役人的扱い。うーん、なーんかなー。既存のアレを小物に描いて、主人公のソレはすげえぜよ、ってな感じか？ ちょっと安易ではなかろかね。
前後編なので今の時点で確言でけんが、今んとこどうも上記のようなステレオタイプが目についてちょっと気合を殺ぐね。そういや巻き込まれ事件は二度目だし。絵が少々頼んなかったのも残念な所でしたな。
あとキャスト表示がみーんなキャラ名なので、誰がどの役だかわかんねっぞー！ 「チンピラ」とか「ジジイ」とか「メガネ後妻」とかでエエやんかいさ！
