寿司の限界

●臨時収入があったのでパッと散財しようってことで近所の寿司屋に行く。タッチパネル装備で百円系回転寿司よりは高価いが町のエエ感じの寿司屋よりは手軽という、そんな感じの店。調べてないけど多分チェーン店かフランチャイズ店だと思う。よおし本日は懐に多大な余裕がある、好き勝手注文してもこの店でこの俺の消費能力であれば余裕の範囲にも程がある、つまり好き勝手飲み食いせよ…!ってことでそのようにしたら、お会計で7000円デコボコとなった。

うん…確かに俺の立場からするとよく喰ったけど、この金額には覚えがあります。そこそこ以前にほぼ同じシチュで散財するんだ~ゼ~つってこの店で払った金額がほぼほぼ同金額じゃなかったかしら。うんそうでした。7000円そこそこでした。

これは…身体や食品/アルコール消費能力の限界、壁というよりは多分、心理的かつ無意識的な壁なんだろうなと思った。リクツではこの店で俺がどんなけゼエタクしようが余裕で支払い可能だし、たとえこの十倍支払おうが家計には影響もないってことは判ってるんだけども、しかし心の中の俺がなんとなーくで手綱を引く。その結果が思うさまの贅沢イコールななせんえん、ということなんだろう。…何だろうね、俺のような立場から見れば十分に贅沢だけど青天井でこれなんだな、という生々しさもある。うん、一言での自己総括は難しいなこれ。主に自分自身への配慮の為に。