水星の魔女

●水星の魔女・8話。㈱ガンダムを立ち上げたはいいがまずこれが何をする団体なのか、そっからの話である。出自のこともあって兵器商売に難色を示すご学友たちの心情は判るが、しかしこの巨大ロボメインの学園に入学した段階でそれなりの覚悟は決めとかんとアカンかったんちゃうか、って気はする。ともあれその代替案として医療方面の商売に舵を切るミオリネさん。言うてしまえば車輪の再発見に近い結論であり、過去のガンダムPV見てそれに気づく御一統ってことは、この第0話近辺の話ってのはほぼ失われた情報に近いってこったろうな。デリングさんの意向によるものかね。

プロスペラお母んは相変わらず胡散臭い。簡単に丸め込まれちゃうスレッタがどうも危なっかしいが、ミオリネは何となくその辺感づいてるっぽいな。あとスレッタさんは0話の「ばあば」を知らないようだ。やはり今んとこ「エリクト・サマヤ≠スレッタ」という匂わせであると。…となると逆の逆で実はイコールでした(記憶改変及びコールドスリープとか?)、みたいな可能性も無いではない、か? 

みんなで作ったPVのくそアマチュアっぽさがすごくいい。編集点丸わかりで合成が甘くて背景がゆるゆるでお歌が酷い。この「周到に作ったへたくそ作品」という方向性はアニメ涼宮ハルヒの第1話を思い出した。作るの楽しかっただろなあ。