モブサイコ

モブサイコ100・6話。前回ダサTシャツの指摘で100%になったことをこう受けるのか…って感じの、エクボとモブとの関係性に対する回答。調子に乗ったことへの真っ当な自省と、エクボを友人と踏まえた上での言葉が実にモブらしくていい。そんな前半に対して、後半は神樹とエクボとのバトルシーケンス、これまた凝りに凝った作画てんこ盛り。アクション作画もいろんな作品で出てくるし、エンタテイメントとして定番のものにもなってんだけど、いやあ流石にここまでの作画・演出パワーでぶん殴られると参るわな。空中戦の見せ方のセンスが通り一遍のものじゃない。そしてその大騒ぎの後の、寂寥感のあるシメもよし。うん、堪能しましたわ。

今回は全編に亘ってエクボ/大塚明夫オンステージであった。ここまで主役として出ずっぱりの演技したのは久しぶりじゃないだろうか。「俺は友達が欲しかったんだ」という陳腐な台詞、これしかねえなあって感じのベストな力の抜け方がとても良かった。長年第一線で演技者やってるだけあるわなあ…。