平家物語/ルパン三世

平家物語・10話。維盛の出家と入水、重衡の虜囚。平家は櫛の歯が欠けるように落ちてゆく。びわはそんな平家を、そのすべてを見て語ると言う。資盛の若き日のすっとこどっこいからこっち、そしてどこまでも。…頼朝さんが最後ここにきて、何やら急にジェノサイドに目覚めてますけど何でしょうね。割とワシらがよう知ってる頼朝になってきた気がする。「戯れは終わりじゃ」つって山の向こうから笏で殴ってきたりはしないだろうけど。あと那須与一の話が一瞬で終わった。やっぱもっと尺欲しいなあ。笏じゃなくて。

ルパン三世・23話。各国の女たちの言葉一節ずつ、その連鎖をトリガーとして「完成」しちゃうルパン。それを仕組んだトモエ先生の下にてルパンとマティアは対峙する、ってとこまで。あのルパン、精神を神か白痴になぞらえられるほどの人外を操るという大仕掛けとしてはまだちょいと足りない…というか、プロットに対しての演出がちと薄い気はする。まあこのエピソードも途中なのでこれからどうなるかってのはありますけども。あとあれだけで済むとは思えなかったモリアーティが再登場した、けど出てきただけっぽい扱いなのは今後シリーズのレギュラー狙いなのかしらね。