境界戦機/サクガン

●境界戦機・7話。主人公側は新キャラのお嬢さんと合流してなんか胡散臭い兵器提供元と会うところ。演技もデザインも「少年たちの正義とは乖離したところに居ますよ」という演出であり、ならばひょっとしてその辺の価値観の相違からの止揚に至ったりする可能性もあるんだけど、この作品の場合基本的に「見たまんま」ってパターンが多いからなあ。整備インフラ無くなってどうにかなるとも思えない(そしてそういう描写はある)のだが。

んでもって敵側の話は北米軍のブラッドさんたちがゴーストと会敵して一杯喰わされるまで。やっぱこの人たちだけなんかこう、敵としての人間性が付与されてる感じでずるいぞ。贔屓だ贔屓。それはともかく、一応作戦と物量を用意してゴーストに当たるもシーソーゲームの結果逃げられる、という話の「振り付け」は考えられててよろしい。あとあの鍾乳洞はあれ、秋芳洞ですかね。俺ガキの頃行ったことがあるんだよな何故か。

●サクガン・7話。あれ、ユーリとザクレッティが加わったのか。前回そういう話だっけ? まいいや。とりあえずの混成パーティだが、早速ワケ判んないトラブルに…って、ガキ相手に酒描写っていいのか? と思ったらお花の成分でのバッドトリップ話か。解毒薬も取り間違えてのバカ話かと思いきや、どうも不穏な関係性に。メメンプーが反発するのが外ならぬガガンバーへの心配から、ってのがなかなか噛み合わない感じではある。ラスト、嘔吐してダウナーなメメさんと寝たまま気付かないガガ父ちゃんの対比がヤバそうな雲行き…。次のカラカラコロニーってのも気になるがね。ギリシャ系かな。