境界戦機

●境界戦機・4話。我ながらあまり趣味がいいとは思わないが、冒頭いきなり死亡フラグを完遂するおねーさんにちょっと笑ってしまう。演出やタイミングやシナリオ、どれも少々テンプレ過ぎる…とは思うがロボアニメの王道と言えばそうでもあるしな。そっから間髪入れず、Aパートまるまるの対「ゴースト」バトルはなかなかの見所。敵の装備を取り込みながら成長する黒い謎ロボ、ってのは外観デザインも相俟っていい中二的センスだな。どうやらAIらしいので、なるほど自爆しようがいくらでも後詰めでコピー出せるか…と思ったら逃げられた。そういやこっちのガイとかもこの筐体/個体が破損したらそれで終わりなのかな。どうなんだろ。

ショッキングな出来事をもってここを抜けると言うアモウさんのくだりはまあ、再加入への仕込みなのは明白として、それを受けて「判った、俺が隊長に伝えておく」と返すガシンさんはやっぱり結構な人物熟成具合である。あまり過度にツンケンさせないキャラ調整具合はそういう演出意図もあるんだろうけどね。あと戦場の残骸見てほぼ完ぺきにシーケンス再現できるあの敵の人はテレメトリー能力者…ではないのか! 単なる経験知の集積結果ってのはあまりにもスゲエな。割とエエ感じのキャラ造形してるけど、ゴーストが共通の敵として機能したりするとかかしらん。