境界戦機/サクガン/ルパン三世

●境界戦機・3話。クールでニヒルな同僚出た。てことでテロリスト、もといレジスタンスに合流するアモウさんである。おねーさんとの会話通り、今んとこアモウさんにはこの時点で生き死にの戦場に赴くモチベーションはすごく薄い。彼らとの交流で何となく戦うことを決めたが、さて…今後この決定を後悔することは出てくるだろうけどなあ。そして登場してくる黒いロボ。どうも単なる敵ってんじゃなくて、めんどくさい因縁ありそうだけどもね。それはまた。あとクールでニヒルなガシンさん、単に軟弱な新入りを排斥するって人じゃなく、悪態吐きながらすげえ積極的にシゴいてくるとか、なんか根っこは面倒見のいい兄ちゃんのようで。ちらちらそういうとこが見えると心弱いおっさんのこっちとしても助かります。

●サクガン・3話。コロニー外にて冒険開始。セオリー遵守でご安全に行こうとするガガンバと、独自のルートでジャンプしようとするメメンプーの対比。コトが危険と隣り合わせの冒険だけに安全性が何より重要、特に睡眠不足・疲労ってのはこういうシゴトで一番警戒すべきだよな、という話。メメさんの自己充足的なやり方はそりゃ痛い目も見るのだが、今までの独立独歩でなんでもやってきた描写見るに…まあねえ。そりゃ自らにも恃むとこあるよなあ、とは思う。父娘のエエトコがちゃんと両翼で発揮できるようになるといいんですけどね。ってとこで細谷声のめんどくさそうな人出てきた。めんどくさいかもしれん。

ルパン三世・1話。前回がゼロ、今回が仕切り直しの第1話という体裁らしい。今回の舞台はイギリス、メインの対立者にシャーロック・ホームズ。そういや赤ジャケに出てきてなかったっけと検索したら何度か三世とかが出てて、原作にもシャードックというキャラが居るらしい。とまれ、有名キャラがそのまんま出てくるってのは原作ルパンっぽさある。

今回のホームズはちょいと砕けた感じの落ち着いた好人物。レストレードにハドスン婦人は居るけど肝心のワトスンが居らず、代わりにリリィという少女がいる。ホームズ本人のキャラクタも含め、どうやらこの人物配置が今回のテーマである「悪党としてのルパン」と関わってくるっぽいな。それとは別に「レイヴン」なるワルっぽい組織も出てくるが、それはそれとしてまあこの先で。あと今回は大塚明夫・次元のお披露目でもあったが、控え目な登場頻度もあってすごく違和感が無い。その点は次回以降かな。楽しみにしておきます。