かげきしょうじょ

●かげきしょうじょ!!・8話。星野さん担当回、彼女が入学前にいかにありしか。…気は強くてプロ意識も高いが、身内のスタアの光に影を見ることもある、年相応のお嬢さんとしての星野さん。似た境遇の野球男子との交流、心が付いたり離れたり…そんなひと夏分の掌編としてなかなかようできたお話でした。押さえつけていた恐れや焦りが花火大会のその瞬間に顕在化する、あのドラマチックさは若さならではの作劇だよなあ。そのあとの歌も良い。あれは声優、一世一代の大舞台であったろう。お見事。あと野球シーンは色彩設計がヤケに現実感が無くて、なんか夢の一瞬を切り取ったみたいになってた。あれは星野さんの心象風景でのあるんだろうかしらね。