餃子への偏愛と執着


●翌日休みの日は料理の片づけをしたくないのと「そういう固定行動による微弱な快感」によって、だいたい飲み放題の居酒屋とか焼肉屋とかで独りでぐずぐず呑み喰いすんのが定番行動だったんだけど、この状況下では酒の提供店自体が無い。ほな折角の開放的な休み前、どないしたもんかというとこれがもう、餃子でビールの一択になっちゃってんのが我ながら融通効かなくてダメだと思う。餃子部分は味の素の冷凍餃子だったり近所の餃子専門店のだったり王将餃子だったりと多少のバリエーションはあるが、それでビール飲むというパターンは共通となる。ほかにいろいろあるだろう、ピザ頼むとかちょっと先の唐揚げ専門店とかコメダでバカデカメニュー持ち帰るとか商店街肉屋のちょいとお高いステーキ肉をゼエタク購入して焼くとか、お休み前の祝祭的なメニューとしてはねえ…でも結局餃子になってしまい、多少の後悔もビール飲んで餃子喰ったらあっという間に消滅してしまうのが良くない。現に今、餃子喰ってビール飲んで、なんかこう…幸せのパラメータ上昇値が半端ない。…俺、やっぱり固定的な環境からの変化にストレス感じるタイプなんだなあ。SFとかで人類の進化への障壁となるようなヤツだ。まいいや。