プリテンダー/魔女の旅々/体操ザムライ

●GREAT PRETENDER・21話。回想を経てやっと本編。この回想自体が今回のシゴトに直結しているのだが、それは不確定要素…エダマメさんのことも含んでますよ、という仕掛け。各詐欺師たちのエダマメへの評価は確かにその通り、彼らに比べて甘っちょろいとこが彼の弱点である。それはそうなのだが、ならなんでローランは彼を毎度引っ張り込むのか。多分、お父んの存在がそこにあるんだろうね。…しかし言語的にめんどくさい構成の話だなあ。何度か提示された「翻訳」ということが今回の大きなギミックであることがその理由なんだけど、脚本受け取った制作側は頭抱えたんじゃなかろうか。プリテンダーというよりインタプリタ

●魔女の旅々・10話。イレイナとサヤの師匠連、彼女たちのエピソードゼロ。例によって話自体のディテイルは結構大雑把だが、イレイナさんのお母んも含め、この辺みんな関係者ってのはなかなか世間は狭いなって感じではある。フランとシーラ、対照的な二人を割となんとかなるやろで雑にくっつき合わせてるお母んのキャラは、カネにがめつい打算性とともにそのまんま娘に遺伝してるフシがある。ていうか魔女さんってのァエエ性格してないとダメだったりするんすかね。あとシーラさんのヤンキー仕様ホウキがバカでよかった。…てかこれ、続いたのか? 前後編ってのははじめてですかね。

●体操ザムライ・8話。城太郎さんとレオについて。彼ら二人、それぞれの立ち位置から一瞬交わったのち、再度ここで交わっている状況。レオと城太郎にとっての「他者」の違いは大きいが、レオが怖いと思う外界との関係性を城太郎が…城太郎たちが打破できるかどうか。白いフクロウ「フクちゃん」の使い方が割とあざとくて、レオの象徴と物語の推進要素を上手く受け持ってたねえ。