プリテンダー/富豪刑事

●GREAT PRETENDER・8話。状況は進む。裏カジノや今までの仲間(?)たちも要素として加わり、当然だが話の規模は大きくなる。かつてのライバルにして身を持ち崩したルイス、その妻のちょい陰のあるイザベルも登場するが、彼らが今の見た目通りのキャラクタなのか…この作品の中にあってはイマイチ確証が持てないとこですな。しかしその中にあってアビーの立ち位置は多分裏がない、ように見える。彼女の重そうな過去、それが現状とどう絡んでくるのか。…こんなけ思わせぶりに演出をそろえといて、これまたフェイクだったらスゲエけどさ。あと今んとこエダマメさんは便利に使われるがイマイチ技量のないコマ扱い。…一歩抜け出したいねえ。

富豪刑事・7話。長さんのかつての心残りは、現在も残るグリッチを経て意外な事実と意外な人物に突き当たる、という話。過去と現在を結ぶのが神戸家の強大な権勢ってことで、マイティマンとしての神戸大助もまた「事件の対象者」という立ち位置になるワケだ。…今んとこ神戸のおばあちゃんが目に見える壁になりつつあるが、さてねえ。セピア色の過去回想による警察捜査シーン、雰囲気はいかにもの古めかしさなのにケータイやネットが出てくるのがなんか…時代って進んでんだなあと変な新鮮さを感じたりした。19年前なら2001年だもんねえ。つい昨日だ昨日。