単三電池が使い切れない

●目覚まし置き時計がダメになった。具体的には液晶表示の一部が欠落するようになった。基本的な能力に不備はないので、どこか断線とかそういうことが発生したのだろうと思う。検索すると液晶とムーブメントを結線するところの劣化などでこういうことが起こるらしい。しかし専門知識もない私となれば割とこっからどうしようもない。試しに裏蓋開いてちょっといじろうとしたらスピーカへの結線が切れた。…俺のこの手で直接引導を渡してしまった…。

思えばこの時計、前の前の職場でなんかの記念にもらったもんだから…もう十数年前。日記検索したら2016年にも十数年前ちうてるので、下手したら20年選手ということもありうる。その長い間、単四×2の電池切れも起こさずよう頑張ってくれたもんだとは思う。そんな健気な相手にちょっと調子悪くしたからって乱暴に腑分けして失敗してポイ捨てとは何たる鬼畜の所業。いやあいかんいかん、感情移入しようと思えばいくらでも深みにはまっちまうぞ俺。思い入れも思い出もあるが、一つ合掌して感謝しつつご隠退願うとしよう。

んで近所の電気屋行って一番安い電波置時計を買ってくる。気になってた電波受信も部屋の真ん中で問題なくできたし、さしあたりこれで日々のペースメーカー役はソツなくこなしてくれるでしょう。…ちなみに電池別売だったので百円で6本買ってきた単三電池ですが、ウチ帰ってきたら未使用の新品が5本ありました。全部で単三電池11本。単三電池を要求する電気機器はこの時計だけ、装填数二本。…これ、俺の寿命の間に消費できるかなあ…。