啄木鳥

●啄木鳥探偵處・7話。偽記者による詐欺事件、珍しく金田一君が解決したと思ったら案の定石川君の掌の上であって残念でした、という流れ。二銭銅貨がそのまんま乱歩の作品の元ネタになるというギミックは楽しい。後半は別の話のノッケがくっついているんだけど、ちょいちょい石川君の労咳が進行してる描写があるのはしょうがないとこだなあ。…これ、どうやってもさみしい終わり方になるよね。石川啄木が主人公となりゃまあ、当然ではあるのだけれど。