虚構推理/ドロヘドロ/イド/映像研

●虚構推理・9話。鋼人七瀬相手に、物理(に見えた運命操作)とネットバトルで戦うというどうにもツイストされた構図。今回1話分使っておひいさまにより展開された物語も、これから後に控えている二の矢三の矢も、そして相対する六花さんの攻撃も、全てが虚構の屋上屋という…ひねくれたお話ではあるよなあ。それらしい嘘っぱちを並べ立ててるおひいさまにいろんなレベルでツッコミ入れてるサキさんは視聴者側代理であり、この人の視点があるので話が安定する。危うく自分が犯人にされかけてノリツッコミ気味で抗議してるとこで笑ってしまった。あと推理モノっちゃあやっぱ黒ずくめのコナン犯人なのね。オマージュ…でいいんかなこれ。

ドロヘドロ・9話。ノイさんと心さんのパートナー馴れ初めとか、藤田と恵比須の舌っ足らずで若々しい関係性とか、この世界観にしてからにエモい要素がちょこちょこあって面白れェな。あとカイマンさんも、基本的に乱暴者で魔法使の敵対者であるってのに丹波さんという暴力雇用主に殴られてしゅんとしてたりして、人間関係の描き方が独特だよね。物語はニカイドウがいろいろめんどくさいことになってきてるけど、まあそれはいいや。ブルーナイトとか煙さんのラーメン屋とか、ディテイルの面妖さが気持ちいいのも相変わらず。この雰囲気が楽しめればそれでいい気がする。

●イド:インヴェイデッド・11話。前回の情緒的な展開→このイドと世界の謎という流れを受け、まずは酒井戸さんが自分のイドについて思索と対策をめぐらす。本堂町/聖井戸と富久田/穴井戸との連合を得て突き進むノリはなかなか楽しく、名探偵というラベルに違わずどいつも打てば響く反応しやがんので頼もしくてよろしい。特に穴井戸さん、ここしばらく1話ごとに人物評価がクルクル変わるな。黒幕かその同盟者かと思ったら単純に自分の「数唱障害」に苦しむ自殺願望者だった、とかね。

ジョン・ウォーカーの正体についてはあまりにそのまんまだったのでこっからもう一つ二つどんでん返しがあるかもしれない。あと本堂町さん、小柄さとリュック姿からなんとなくロリ気味な印象があったけど、ホワイトボード前で推理してるシーンで意外なけつのデカさが目を引いた。いやそういう場合じゃないんだろうけど、目を引いたのはしょうがないので。うん。

●映像研には手を出すな!・10話。金森氏主導の経済活動に立ちふさがる生徒会と先生連。金森「教育指導要領にはバカしか先生になれないと書いてあるのか」会長「そんなこと言うな、先生は偉いに決まってるだろう先生なんだから」サカキ「会長、あんた先生の素質あるわ」という一連のシーケンスがとってもドヤ顔スクリプトできもちいい。

とりあえずその問題は置いといて、音ハンティングに出かける御一統+アルファのシーンも面白いが、いっちいちしょーもない妄想カマしてくる浅草氏はそりゃまあ、金森氏の立場からしたらプロレス技の一つもかけたくなるわな。けど質はともかくこの数で押してくる発想力はホンマ、浅草氏の資質ではある。…あと今回割と真正面のパロディが多くて、懐手のミフネポーズとか宮崎駿コスとか。金森氏のAKIRAパロ:金田スライドはあれ、専用にシーン集めてる動画もあったし喜ぶガイジンさん多かろうな。