虚構推理

●虚構推理・8話。琴子さんVS六花さんの構図は対照的にも似た者同士にも見えるが、こと九郎先輩の視点からするとでんでんちがうんである。「家事」と聞いた時の二人の、何といっていいのか言葉に困るイメージ映像がおかしい。傍目にも「怖い人」である六花さんでさえ、低温度のコメディ空間に持っていけるおひいさまワールドは大したものなのかもしれない。「この子は良くないと思う」という六花さんの冷たい言葉にフツーに「同感です」つっちゃう九郎先輩もね。あと、六花さんのガリガリのプロポーションがアニメとしては容赦なくて面白い。ある種の魅力さえありそうですな。