バビロン

●バビロン・10話。ドイツにも自殺法の影響は及び、首脳たちに「時代の転換点」と言わせてしまうマガセさんの所業は大層なものとなったことである。そんなマガセさんに対して「殺したい」と意図を表現した正崎さんであるが、そうか…やっぱし彼女を殺すことが目標となったか。当然すぎるのではあるけれど、それが正しいことなのか…と考え続けることがこの流れのコースの一つであることだし、どうしたもんだろうねえ。その「考える」側を担当してる大統領は、現状本人・周囲ともに非常に健全な状態にあるんですが、やっぱこれひっくり返される前振りなのかなあ。マガセさんの、「不在であることの逆説的な存在感」が結構怖いとこありますよ。