ヒナまつり/ルパン/ひそまそ/メガロボクス

ヒナまつり・9話。Aパートのマオさんサバイバル編はほぼ小澤亜李一人芝居状況で、かつヒナとアンズのモノマネしつつ間合いのギャグで場を繋がんならんというかなり技量の必要なシーケンス。ほぼ満点でやり通したには感心した(「ごはーん」だけの偽ヒナがいい)。小澤さんって野崎くんの千代ちゃんでしか知らんかったが、あの時点で大概な感情表現してはったもんなあ。中盤のサブクソボケカス話はちと急ぎ足ながら上手いことまとめてたかな。んでラストのヒナのサプライズプレゼントは、とにかく「ばあ」がかわいかったのがそれっていいのか? かわいくていいのか? まあいいか、と思いました。

ルパン三世・9話。前回ルパンを圧倒したアルベールも万能じゃなくて、状況によっては敵に遅れをとるしうろたえもするってことですわな。彼の強みはあまりにもルパンに知悉しているということかもしれない。とりあえず、今んとこ共通の敵として二又一成声の殺し屋集団が出てきましたけども、親分の二又さんよりも眼帯ショタ(?)やギザ歯お姉さんの方が強そうな感じなのはしょうがないすかね。あと、過去回想でちゃんと若い山田康雄っぽい演技してるクリカンが律儀でよろしかった。

ひそねとまそたん・8話。パクロミジョアばあちゃんがやはり戦時中のDパイでしたというとっから始まり、彼女たちの存在意義とかその過酷なお仕事内容とか実は神祇官であった小此木さんとかラストずらっと出てきた巫女さんたちとか、割ともりだくさんの話。なんというか独特な素材かつ調理法の作品だなあってのを再認識するのは、スジが波乱万丈ってワケでもないのに先の予測が付かないんだよねえ。…あとばあちゃん現役時の竜は百式司偵だったけど、あとの3機はあれ何だろ。二式大艇と一式陸攻と、あの戦闘機がちょっと判んなかった。ゼロ戦かな。

メガロボクス・9話。話始まったらいきなり2Rやってた。ノーガード戦法やクロスカウンターなど、元ネタの要素を換骨奪胎して組み込んで違和感ないのはエライ。ノーガード状態のジョーの後姿がぬるんぬるん動いてたのがキモくてよろしい。しかし相手からはぼっこんぼっこんに殴られつつこっちはワンパンで勝利ってのはジョーらしい、んだけどやっぱり悲劇的ラストへの匂いはするよね。あと下町パーティに居たおっさん二人、梶原とちばの原作者コンビだよな、あれ。