ヒナまつり/ルパン/ひそまそ/メガロボクス

ヒナまつり・8話。さようならヒナえもんの話はてっきりアニメ最終回にでもぶっこんで来るかと思ったけどここに来ましたか。それにしても今回の話はどれもいたたまれない感あふれるコメディで、上記のきまずい再会もそうなんだけど調子に乗ってクラス全員の前で超能力披露しようとしてダダすべりする話はもう、ねえ。視聴してるこっちがいろいろと痒い。よく二日程度で復活できたなとは思いますよ。こういうネタ構築、上手いし容赦ねえなあ。

ルパン三世・8話。引き続きのVSアルベール話で、どうやらルパンとしてはムキになるくらいの過去の因縁がある相手らしい。よってここで一旦ルパン大敗北というギミック。こないだの狙撃されフェイクと比べても明らかに「あ、これは向こうが一枚上手だわ」と判るように演出されてて親切ですな(銃のすり替えというトリックをまず視聴者に見せちゃうとことかね)。あと五ヱ門VSスマホという別カードがなんか面白くてよかった。挙動がいちいちやりそうなことばっかで可笑しい。

ひそねとまそたん・7話。巫女さんたちは人とラブなんかせず竜に芯から依存してくれな困るので、一旦イケニエに惚れさせて手ひどく振られるように仕向けましょう…という、なんかもう身も蓋もないひどい作戦の話。設定の事情もあって、今回はひそねさんがやたらとかわいったらしく描かれててなかなか困る。困らないけど。そもそも(要らんこと言いすぎるダメ女ではあれ)劇中言われるような魅力レスなお人にも思えないので、そらまあかわいいよなあと違和感も覚えたりしないでもないんですけどね。あとキングダムマジ原稿登場とかひとみんの誤解を与えかねない飼育員対応とかテンプレどおりな星野さんのラブとか、要素様々つっこんである上に上手いことスジにからめてあって割と感心した。…やっぱリリコさんに恋愛話を任せたのが事務次官のミスじゃないんですかねえ。キングダムが好きな女の人ですもんねえ。

メガロボクス・8話。前回盤外戦で嵌められたジョーたちが、南部のおっつぁんによる盤外戦で復帰しようとしてあとちょっと上手く行かない…というとっからジョーの捨て鉢な行動により大逆転、という流れ。一見ジョーの一人勝利に見えるけど、白都のお嬢さんがあの瞬間に翻意したのがおっつぁんの(いったんは拒絶された)説得あってのこと、ってのがよろしい。ジョーだけ、南部だけ、あるいは間をつないだサチオだけでは成立しない「チーム」として描かれてんだよね。…さて、ミキオのAIはギアレスのジョーには通用しないという仕込みがあったってことは、次回実は…という展開だろうけども。