ダリフラ/ヒナまつり

ダーリン・イン・ザ・フランキス・18話。いきなり朝チュンのココミツ描写で「あー、これから二人が不幸になるという前フリだな」と思ってたらその後見よう見まねの結婚式まで始めてもうホントに不幸の為の用意周到すぎる。個人的に脳の機能/記憶を奪われるという処置はかなり視聴ダメージがでかいんだけど、この場合は指輪がそのままだったり仲間の記憶はそのままだったりってのがある程度「今後への布石」になっててその辺が希望と言えるだろうか。あと、結婚式の準備などの「なんでもない日々の営み」がなかなか丁寧に描写されてて、そういう些細なことが大切に思えることだなあ…ってな感じにちゃんと構成されてんのが上手いなと思ったりする。それとまあ、ラストのヒロさんの反逆声明がなかなか頼もしいよね。…こっから全敗北エンド、という作劇手法もあるっちゃあるんではありますが…ねえ。

ヒナまつり・7話。前半のアンズさんいじらしくてかわいい話、中盤のヒナ生徒会長立候補と見せかけて瞳さんの覇道第一歩話、ラストの新田さんデート話と効率よく詰め込んでいる。それであんまり急いたとか窮屈なとか感じないのは取捨選択と間の取り方が上手いんだろうな。…こうして見るとそれぞれのコメディ要素が後の展開への布石となってるというか、これまでの話を受けてそれ以降のネタを考えてんだなーと再認識することではある。あとやっぱ柴田秀勝の声でドス効かされると押し出しが強いなあ。長生きしてください。