ハクメイ

ハクメイとミコチ・9話。前半はコンジュとセンを迎えて潜水艦で探検する話。センが出てくると途端に技術レベルが上がる…っちうかオカルトレベルか。小人たちがタンバリン駆動のフグゾンビで潜水して歌エネルギーで帰還してくる、と言うとなんかすごい世界設定ではある。話の主眼はコンジュとセン、感情主体の芸術家肌と理詰めで神経質な学者肌の組み合わせである。初っ端から実にソリの合わんお二人だが、そこはそれこの世界の話、歌でも歌えば意気も合うってなもんだ。…ハクメイがお歌てんでダメ、ってのがそれはそれで面白い。中の人は得意なんだっけ?

後半はハクミコがセンにかわいい服を着せる話。基本この二人は行動力があるリア充というか、不活性な人にとっては鬱陶しいキャラなのだが、それを推してノックノックしてくるのであり…前も言うたけどこういう知己は大切にしなきゃならんのではあるよね。ワタシのようなひっこもり上等な人間にとっては特に。ハクメイがセンに言う「甘んじて着られてやってくれ」という表現がいいわよね。あと、デザイン裁断はともかく染物までやるのは流石にすごすぎるが、ミコチならやるんだろうなという納得力はある。なんとなくね。