おそ松さん

おそ松さん・12話。アバンとCパートはトト子とニャーちゃんの喧嘩シリーズ。あからさまに気を引くような態度取っといていざ聞かれると「別に何も…私平気だから…」は確かにすっげえウザい。こういう細かいイラつきポイントを抽出してくるの上手いよね。

前半は十四松にできたお弟子さんとそのお母さんの話。盛大に地雷踏んでしまったように見えてその実ちょとエエ話、だけどオチはちゃんとひどいっぽいのも付けるという。こういう傾向の話だと十四松は動かしやすいかな。あと、息子を心配する気弱な母に見せかけて実は一番ヘンな人であった松谷彼哉がなんかちょっとえろくて良かった。あんまお聞きしない方だったけど結構なベテランさんなのね。ちょっと折笠愛に声質が似てるな。息子の小林由美子は手堅いにも程がある。

後半はデカパンとダヨーンのおっかけっこ。この作品に時々出てくる割と純粋なスラップスティックで、世界中回ってさんざんやらかしたおっかけっこがおうちに戻ってきて終わるかなと思ったらそのまま出てって投げっぱなしで終了という、このアニメらしいヤリクチ。ダヨーンのおじさんは基本的に何考えてるか判んない怖さはあるな。何も考えてないんだろうけど。あと、途中のやたら唐突な宮崎駿パロディがやたら唐突だったので虚を突かれて笑ってしまった。不覚ではある。