ジョーカーゲーム

ジョーカー・ゲーム・8話。英国領事への疑いを精査する話。統帥綱領を横流ししましょ、ですか。ワシ不勉強にして統帥綱領なるものを知らんかったのだが、へーえ…こういうのがあったのねえ。今の目で見ればそんなもん後生大事にとっとくようなもんでもなかろうとは思うが、そう割り切れるものでもなかろうなあ。

てことで、話の終盤までは割と今までどおりの諜報話なんだけど、最後に今回主役の蒲生さんが情報提供者をあっさり殺してしまうことで「ん?」と思わせる展開。殺し死ぬことはスパイとして愚策であるとするD機関らしくねぇな、ってとことで案の定、陸軍内のもう一つの諜報組織「風機関」の登場ですね。次回、この二者が対決するということらしいが…さて、蒲生さんがどこまで風機関に与するものか。そのまんまD機関のダブルスパイ、ってのもちと単純な気がしますしねえ。

蒲生さんに津田健次郎、独特の脱力ボイスがなんか底知れない感じをかもし出しててよろしい。つかエエ声過ぎるキライもありますな。んで英国総領事が飯塚昭三、その妻に沢海陽子というすっげえメンツ。怖い、怖いよ!