アクティヴレイド

アクティヴレイド -機動強襲室第八係-・2話。室長の妹さんが通う学校に襲い掛かる謎のパワードスーツ。諸々状況鑑みてあさみさんが出ることになるのだが、しかしスーツの扱いにイマイチ慣れず…というね。兵器が場出荷の初期状態なのでプラグインやらアプリやらがすっげえ鬱陶しい、ってのはあるあるネタとして面白いな。まあ外部モニタのディスプレイにポップアップしちゃダメだよねえ。生死に関わります。

話の流れや組み立てにブレが無く、奇を衒ったところもない王道っぽさが悪くない。その分おおきなトッカカリも少ないのだが、素直に視聴できるってのはいいことだと思う。実際、王道をエンタテイメントとして提供するってのはちゃんとした技量と準備が必要だしねえ。丁寧な作品だと思いますよ。ラストのオチとしてあさみさんが校舎をぶっ壊してしまう、というコメディなカタルシスもよろしい。

しかし室長、「歳の離れた姉妹」っちうには外見ほとんど変わんないのねえ。そういう家系なのかしらん。あと今回の犯人さんは完全な傀儡で、その裏に控えてる真犯人があの謎コンビなんだろうけど…今んとこはまだその目的も何も判りませんね。そしてあと、まず緑川さんが声やってるとどーしても怪しんでしまうというあのイケメンさんとか、なんか目の色が怖い妹さんの学校の会長さんとか、この辺がどう転がるかはこの先ですね。いやホンマ、あの会長の「何故か怪しい」という雰囲気はなんなんだろう。