雨の自家発電

●我が自転車はすでに古く、もう20年近いお歳だろうか。カネが無かった時分(今もそうだが)に買った子供〜女性向けのもので、そのまんまではサドルが低すぎて漕ぎにくいのでサドル支柱だけ長いのに換装して使用している。修理も重ねて愛着もあるが、マジ壊れたらとっとと買い換えるつもりではいますええそこはそれ。

ともあれ自転車が古いのでヘッドライトも古く、未だにLEDじゃなくて電球である。前輪の回転力を利用したダイナモが電力ソースの簡素かつ昔ながらのものであり、止まってたら光らないというちょい不便なものだけど、いやあ…この「工夫してなんとか実用となっている」ってな状況がワシのフェチ心に響くのですよね。いいよね自己完結的な装置。

一つ問題なのは本日のような雨降りの日。ダイナモの回転部分とタイヤリムを接触させて発電する都合上、濡れて摩擦力が下がると途端に電球の点きが悪くなる。うーむ、雨の日のような照明が欲しい状況で能力が落ちるってのはすこぶる残念だなあ。これっていい解決法ないもんかしらね? いや買い換える以外にエエ手があればさ。なんかこう、吹き付けたらあっちう間に摩擦力が恢復するスプレーとか…。あとで検索してみようかしらん。